2014年 08月 28日
無言館へ
前回の記事に書いた信濃デッサン館の分館としてオープンした戦没画学生慰霊美術館無言館に行ってきました。
林の木が生い茂り、蒸し暑いこの日に、
少し鬱蒼とした雰囲気に感じてしまいました。
この展示館の入り口には両側に小さな扉があり、
そっと入ると既に中には人が静かに作品や展示物に見入っていました。
作品の作者はみな第二次世界大戦にて戦死や病死等で
若くして亡くなっています。
作品のそばには小さな説明書きがあり
作者の環境や思い、作品について書かれていました。
私が見た中で一番心に残ったのは
伊沢洋という画学生の「家族」という作品でした。
裕福そうな家庭で、家族が揃って
幸せそうな姿が描かれていました。
が、その実、作者の家は決して裕福ではなく、
忙しく家族が揃うこともない。
そんな貧しい家庭から美術学校に行かせてもらった感謝から描いた家族の絵でした。
そのほかにも結婚したばかりなのに出征せねばならない夫が
若い妻を描いた作品や
可愛い妹を描いた作品など心を打つような作品や遺品、愛用品が展示されていました。
保存状態が悪かったり、家族が大切に戦火から守った貴重で思いのこもった作品達でした。
平和で家族で過ごせる有り難みを痛切に感じて、
長々と絵を見てきました。
おかげで第2展示館は時間切れで足早に見るだけになってしまいましたが…。
すぐそばには展示室「傷ついた画布のドーム」、
図書室「オリーヴの読書館」の第2展示館があり、無言館と共通券で入場できます。
応援Clickよろしくお願いします^^⇒
私事ですが…
息子は今年から社会人になりました。
が、繁忙期で毎日毎日今日か明日かわからない時間に
疲れ果てて帰宅しています。
朝も無表情でうなだれて朝ごはんをお腹に入れ、出かけていきます。
親の私のほうが辛抱できなくなりそうです…。
林の木が生い茂り、蒸し暑いこの日に、
少し鬱蒼とした雰囲気に感じてしまいました。
この展示館の入り口には両側に小さな扉があり、
そっと入ると既に中には人が静かに作品や展示物に見入っていました。
作品の作者はみな第二次世界大戦にて戦死や病死等で
若くして亡くなっています。
作品のそばには小さな説明書きがあり
作者の環境や思い、作品について書かれていました。
私が見た中で一番心に残ったのは
伊沢洋という画学生の「家族」という作品でした。
裕福そうな家庭で、家族が揃って
幸せそうな姿が描かれていました。
が、その実、作者の家は決して裕福ではなく、
忙しく家族が揃うこともない。
そんな貧しい家庭から美術学校に行かせてもらった感謝から描いた家族の絵でした。
そのほかにも結婚したばかりなのに出征せねばならない夫が
若い妻を描いた作品や
可愛い妹を描いた作品など心を打つような作品や遺品、愛用品が展示されていました。
保存状態が悪かったり、家族が大切に戦火から守った貴重で思いのこもった作品達でした。
平和で家族で過ごせる有り難みを痛切に感じて、
長々と絵を見てきました。
おかげで第2展示館は時間切れで足早に見るだけになってしまいましたが…。
すぐそばには展示室「傷ついた画布のドーム」、
図書室「オリーヴの読書館」の第2展示館があり、無言館と共通券で入場できます。
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私事ですが…
息子は今年から社会人になりました。
が、繁忙期で毎日毎日今日か明日かわからない時間に
疲れ果てて帰宅しています。
朝も無表情でうなだれて朝ごはんをお腹に入れ、出かけていきます。
親の私のほうが辛抱できなくなりそうです…。
by flat_white
| 2014-08-28 23:09
| 周辺-長野県内